MENU

PEACE PIECE ART SHOW @ishinomaki
2016.12.24-2017.1.23

Thanks!こちらのイベントは無事に終了致しました。以下はレポート・活動報告となります。

アートや音楽、デザインなどクリエイティブの力を用いた復興支援や地域活性を始めとした社会貢献活動を行う一般社団法人PEACE PIECE主催によるアート&ライブイベント。

2016年12月24日より1ヶ月間、東京で開催された「PEACE PIECE Art Show -Q and A-」の宮城・石巻ver.を開催致しました。

開催場所は宮城県石巻・渡波のレストラン&ゲストハウス「ロングビーチハウス」。

レストランスペースでの展示を1ケ月間という長い期間、開催させていただきました。

作品は東京開催の際にも展示された作品も一部ありますが、宮城や石巻の方々の思いから作成した作品を新たに展示させていただきました。

東北の方々の言葉、東北からの声を元に、東北への思いを込めて作成しました。

そして、2016年12月24日の夜。

石巻市内近辺より集まった地元の皆さんとPEACE PIECE代表・高畑夫婦のクロストークを行いました。

支援を受ける側と支援する側。

震災後変わりゆく石巻の現状、そして、今後の未来について話し合いました。

石巻沿岸部には非常に高い防潮堤が今もなお建設中です。

イベントを開催した「ロングビーチハウス」は海が目の前に見える渡波地区。

自然と話題は防潮堤の話になります。

地元住民の方は、日暮れ防潮堤付近が暗く寂しくなり、近づかなくなったり子どもが遊ばなくなったと言います。

「昼間でも人が寄り付かなくなってしまうのは残念。もっと明るい街灯があればいいのに」
「防潮堤に絵を描くプロジェクトが行政とできたらいいのに」

そんな声が上がりました。

私たちも壁画制作を進行中ですので、海岸沿い子どもたちと絵を描いていけたら素敵だなと思いました。

安全性を主張する行政の判断は、どの地域の防潮堤も高さは10メートル近くもあり、その距離も長い。

東北の各地域でも、住民の方からの反対の声も多く見受けられます。

海が見えなくなり、壁が立ちはだかり冷たく見える。海が見えないことで逆に非難が遅れるのではないか。

様々な意見がありますね。

建設された防潮堤を壊すわけにもいかないため、今日の話し合いの中でも、防潮堤を光のアートで照らし、明るく利用しても良いのではないかという楽しい意見も盛り上がりました。

地元住民の方と行政、そして、そこに外部からの力が必要であるならば、一緒に進めていくことが復興への鍵ともなりそうです。

後半は皆さんでゆっくりと交流することも含め、PEACE PIECE代表理事・高畑勝樹と、東北で出会ったバンドマン・RYO(タンノリョウくん)とのスペシャルセッションライブを行いました。

この日は、「命を偲び、平和を祈る」という想いを込めて、ジョン・レノン&オノ・ヨーコの名曲「HAPPY XMAS(WAR IS OVER)」を皆で歌いました。

RYOくんは宮城県の女川町に生まれ育ち、震災当時はまだ中学生でした。

しかし、女川町は震災の大津波でも壊滅的な被害を受けた場所。

いよいよ来年2017年度、めでたく成人式を迎えることになります。

震災を乗り越えた子どもたちがこうして成長し、夢を追いかける姿には心を打たれますが、いつも勇気をもらいます。

震災を経て、東北の子どもたちの心の状態も変わりつつあるのです。

震災当時は幼くとも、成長するにつれて、震災が起きた事実を受け止めていかなくてはいけないのです。

家族を震災で失ったことを後から知る子どもたちもいる。

余震のたびに津波の恐怖を思い出す子どももいる。

目に見えにくいものだからこそ、今後支援する側も、1年1年子どもたちの成長を見守っていくことが重要です。